未成年がスノボーツアーに参加する場合

スノボーツアーというのは、現地までのバスなどの交通手段、旅行傷害保険、ゲレンデでの1日リフト券、ホテルの宿泊などといった、すべての経費がパッケージになっているほか、手配もすべて旅行会社のほうですませてくれているため、使ってみるとたいへん便利なものであるといえます。こうしたスノボーツアーは、いまではいちいち旅行代理店の店頭に出向かなくても、インターネットで直接会社のホームページの専用フォームに必要事項を入力して送信するだけで申し込みの手続きが完了してしまうことがほとんどであり、なおさら便利であるということができます。申し込みにくわえて、スノボーツアーの料金の支払いについても、コンビニエンスストアでの支払いや、インターネットバンキング、クレジットカード決済といった手段もありますので、こちらもやはりあまり手間がかからないといえます。ただし、こうしたスノボーツアーには、未成年者でも参加すること自体に問題はないものの、一定の制限がある場合がみられますので、はじめに説明をよく確認しておくべきといえます。

未成年者の参加については、保護者がかならず同行していること、あるいは保護者が同行しなくても、保護者が承諾をする旨の文書をまえもって提出することを求めている場合があるためです。これは途中でなんらかのトラブルがあった場合、未成年者である本人に、金銭的な示談なども含めて、解決ができないことも多いことから、保護者のほうにその責任があることを明確にするために必要となっているものです。